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冷やとお燗

冷やとお燗
味の成分、甘酸苦渋はそれぞれ温度によって感度が違います。たとえば、甘味は体温くらいの35℃あたりがもっとも感じやすく、冷たいと鈍くなります。酸味は温度にあまり影響されませんが、苦味は温度が低い方が感じやすとされています。香りは揮発成分ですから、温度が高い方が揮発量が多くなり感じやすくなります。

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そこで、香りでは重点をおく吟醸酒は温度が高いと香りを強く感じすぎ、低温では甘味感が押さえられ酸味のフレッシュ感が出てくることから、吟醸酒や生酒は冷やがよいことになります。酸味のきいたやや辛口で、秋冷期の熟成香のある酒は燗酒で飲むと、やや甘味を感じ、酸味感が抑えられ、落ちついた風味を感じます。戦前タイプの酒が燗酒で飲まれたのも分かるような気がします。

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2008年03月25日 01:54に投稿されたエントリーのページです。

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